QCサークル 2018年10月号(No.687)


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32QCサークルNO.687トヨタ自動車㈱衣浦工場●所在地:愛知県碧南市玉津浦町10-1●構成人員:男性11名,女性2名●メンバー年齢:平均36歳●結成:2002年1月●テーマ歴:42件目●本テーマの会合回数:8回●1回の会合時間:60分(時間内)体力年齢を取り戻せ!~65才定年を目指して~健康経営をQCサークル活動で実践し,効果を上げた事例体験事例1活動計画は各ステップごとに担当者を決め,リーダーシップとチームワークの向上をねらいながら進めていきます。まず初めに,自分の体力を表す指標として文部科学省新体力テストというものがあり,これを使ってみることにしました(図・1参照)。私たちは,衣浦工場のAT,CVT,ハイブリットを製造している第2トランスミッション製造部生産物流課に所属しています。フォークリフトや牽引車を用い,仕入先様から入荷した部品を機械加工や組付け工程への供給とトランスミッションの出荷などをジャストインタイムで行っています。上司より「今後は少子高齢化により日本の就業人口が低下し,当社でも65歳まで働くのが当たり前の時代が来ます」との説明がありました。そこで,メンバーのBMIと体脂肪を調べたところ肥満度の高い人の割合が多いことがわかりました。また,肥満により脳梗塞や心筋梗塞になりやすいこともわかりました。さらに,部,課方針にも「心身の健康づくり」とあることから,「このまま健康づくりをしないと,65歳まで働くことが大変ですよ!」とメンバーを説得し,体力の低下防止のテーマに取り組むことにしました。こんな事例です健康増進をテーマとした活動で,体力年齢と実年齢の差に着目して,効果的な運動は何かを調査・決定し,標準化しています。活動の中では,遊び心も加わった楽しい活動になっています。●第5987回QCサークル大会(東海支部愛知地区主催)からの推薦ハコベクンサークル1.職場とサークルの紹介2.テーマの選定図・1新体力テスト3.活動計画4.問題の明確化1.握力3.長座体前屈4.反復横跳び5.シャトルラン6.立ち幅跳び2.上体起こし10月号_体験事例1_9.5.INDD3218/09/1111:15


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