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特集成果につなげる③発想力をつけるざんなアイデアが生まれることもあります。これはブレーンストーミンの飛躍ができるので,斬グの考案者である,A.F.オズボーンによる発想の手法です。9つの質問が用意されています。たとえば,“ほかからアイデアが借りられないか”という質問では,課題達成のためにほかの分野や企業などでの解決方法を借りることができないかと考えます。表・3に9つの質問と主なチェック項目(観点)を参考にしてください。ん新し表・3オズボーンのチェックリスト法質問チェック項目1.ほかに使い道はないか〔転用〕•現在のままでよいか,そのままで新しい使い道はないか•少し変えてみてはどうか2.ほかからアイデアを借りられないか〔応用〕•これに似たものはないか•過去になかったか•何かまねできないか,誰かのまねができないか3.形,色,運動などを変えたらどうか〔変更〕•音,においを変えてみたらどうか•型,様式を変えてみたらどうか•姿,色を変えてみたらどうか4.拡大したらどうか〔拡大〕5.縮小したらどうか〔縮小〕6.代用したらどうか〔代用〕7.入れ替えたらどうか〔置換〕8.逆にしたらどうか〔逆転〕9.組み合わせたらどうか〔結合〕•大きくしたら,何かをつけ加えたら•回数をふやしたら,強くしたら,厚くしたら•もっとスピードアップしたら,もっと時間をかけたら•小さくしたら,低くしたら,短くしたら•薄くしたら,軽くしたら,分割したら,減らしたら•何か取り除いたら,省略したら•ほかの人にしたら,ほかの動力にしたら,ほかの機械にしたら•ほかの材料にしたら,ほかの音色にしたら・ほかの方法にしたら•ほかの型に入れ替えたら,ほかのレイアウトにしたら•順序を入れ替えたら,日程を変えたら•スペースを変えたら•反対にしたら,裏返しにしたら•上下,左右を逆にしたら・作業者を交替したら•アイデアを組み合わせたら•目的を組み合わせたら,混ぜてみたら•ユニットにしたら,合金にしたら,合体したらこのような質問から,たとえば“縮小”では世界最軽量パソコンやシャンプーなし理髪店,“逆転”の例としてリバーシブルバッグ,“結合”では消しゴムつきシャープペンシルなどがあげられます。(恵畑聡)2021年9月号11
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