QCサークル 2019年2月号(No.703)


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銀座いちごサークル㈱日特スパークテック東濃●所在地:岐阜県可児市下切1761-15●構成人員:男性3名,女性2名●メンバー年齢:平均35歳●結成:2008年7月●テーマ歴:18件目●本テーマの会合回数:13回●1回の会合時間:60分(時間内)1.職場・サークル紹介当社はガソリンエンジンに使用されるスパークプラグを製造しています。スパークプラグはエンジン内の空気を混ぜたガソリンに点火をする,「ライターの役目」を担っている重要な部品です。私たちの職場は,各工程の生産計画から出荷管理・部品・原材料の発注という業務を行っており,工場の司令塔的な役割を持っています。私たち「銀座いちごサークル」は男性3名,女性2名で構成され,若手とベテランの2層型のサークルです。メンバーはそれぞれの担当を持って仕事に取り組んでいます(図・1参照)。今回の活動を通して,チームワーク,QC手法,向上意欲の3項目のレベルアップをはかり,Bゾーンを目指します。東濃工場の司令塔生産計画にかかわる業務図・1サークルメンバーの役割2.テーマ選定私が担当している接合計画は,お客様から36QCサークルNo.703こんな事例です生産指示計画の作成担当者が,計画作成に残業時間までかかってしまうことに悩んでいたところ,施策実行型QCストーリーに沿ってメンバー全員で改善を進めたことにより大幅な作業時間短縮を達成した事例です。いただいた受注に対し,供給する製品を生産するための計画を立てる大切な業務ですが,担当者は私ひとりで,作業が遅れがちで残業の日々が続いていました。そこで,問題の大きさをつかむため前任者のベテラン兼子さんと私の作業時間を比較したところ約3時間もの差があることがわかりました(図・2参照)。~~兼子QCストーリーの選定接合計画部品計画~~~休憩やってきた仕事従来から解決したいテーマ~14時30分には終了要因や対策は見えている?~取組みテーマの~対象は?~~NO~休憩過去に経験のない仕事山﨑接合計画部品計画~~YES~~定時~~約3時間施策実行型YES要因解析の必要がある?~~NO~問題解決型~~課題達成型~~~~図・2ベテラン兼子さんと山崎のタイムチャートさらに,接合計画作業を行うにあたっては,あれこれ考えてしまうというマイナス思考的なやり方で行っていました。このことから,今回の活動を通して「悩まない!迷わない!困らない!」のプラス思考で行える接合計画作業を目指します(図・3参照)。●第6122回QCサークル大会(東海支部岐阜地区主催)からの推薦個人の困りごとをメンバー全員で取り組み解決した事例“生産指示”作成時間の短縮〜仲間とのコラボ!『プラス思考』でテンポ良く〜体験事例1


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