QCサークル 2019年11月号(No.700)


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特集「QCサークル情報発信ひと工夫」そのポイントは何?2.安全衛生日誌による情報発信で,どんないいことがありましたか?・組立課中型組立3班「ロリぽっぷサークル,夜間飛行サークル」~当事者(ゼロ災リーダー)~①上司とのコミュニケーション話す機会が頻繁にとれない上司から終業後パトロールに対して管理者側の視点での詳細なコメントがあり職場の3Sを上司が重要視していることとをメンバー全員が再認識できました。②職場の風通しの向上よいことばかりでなく不具合や職場の問題・課題を遠慮なく意見交換ができるようなりました。言葉では言いづらいことも文章にすると伝えやすく,実際のゼロ災サークル活動の会合でもメンバーの困りごとを日誌で理解しているため意見交換を進めることができています。中央が班長の大川さん~管理者(センタ長・班長)~最近は情報社会で多くの情報が現場にあふれています。日誌に重要な情報や職場のSLQDCのトピックスが記載されているおかげで情報が行き届き,休暇などで不在の方も日誌で振り返ることができるので重宝しています。・溶接課HM・UT班「HMフロントAサークル,HMフロントBサークル」~当事者(ゼロ災リーダー)~①会話のきっかけづくり自由活用欄を独自に拡張し全員の記入欄を設けて業務のことだけでなくプライベートの出来ごとも記入することで会話のきっかけになっています。②困りごとの解決ロボット溶接で不良が発生して困っていることを記入した際に技術者である課長自ら問題解決に乗り出してくれて本当に助かりました。~管理者(センタ長・班長)~職場全員と会話しようとすると5分/人としても多くの時間が必要で現実的には無理があります。しかし日誌により計15名(昼夜勤)の職場の業務からプライベートに至るまで自由に意見を記入してもらい毎日欠かさず一つひとつのコメントに目を通し,職長もコメントを残すことで部下とのコミュニケーションの活性化に役立っています。左がリーダーの大田さん,右が市川さん中央が班長の矢澤さん(佐藤文哉)2019年11月号11


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