QCサークル 2018年2月号(No.679)


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特集私はこうしてQCサークル活動を盛り上げています近畿編集小委員会2月号特集メンバー委員長/猪原正守委員/荒木孝治,北川泰弘,北廣和雄,清水義治,高木美作恵,中尾英一郎,名倉三加代,花田貴志,山﨑崇,山来寧志『QCサークルの基本』において,「QCサークルとは,第一線職場で働く人々が,継続的に製品・サービス・仕事などの質の管理・改善を行う小グループである。この小グループは,運営を自主的に行い,QCの考え方・手法などを活用し,創造性を発揮し,自己啓発・相互啓発をはかり活動を進める。この活動は,QCサークルメンバーの能力向上・自己実現,明るく活力に満ちた生きがいのある職場づくり,お客様満足の向上および社会への貢献を目指す。経営者・管理者は,この活動を企業の体質改善・発展に寄与させるために,人材育成・職場活性化の重要な活動として位置づけ,自らTQMなどの全社的活動を実践するとともに,人間性を尊重し全員参加を目指した指導・支援を行う」と述べられています。しかし,「運営を自主的に行う」というところが強調され,点線部分に強調することが希薄化し,二重線部分が軽視されている職場がないとはいえないのではないでしょうか。この特集では,職場の管理者や全社推進事務局および各事業部や部門の推進事務局がQCサークル活動を起点として職場を活性化するために知恵を絞り,汗をかいてきた苦労話を中心として近畿編集小委員会委員各位の会社における取組みを紹介します。QCサークル活動を盛り上げ,職場を活性化するための秘訣がたくさん紹介されています。サークルリーダーやメンバーにも参考になる特集になっていると思います。最後まで,じっくり読んでみてください。(猪原正守)2018年2月号9


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