QCサークル 2021年5月号(No.718)


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たまいサークルトヨタ自動車九州㈱●所在地:福岡県宮若市上有木1番地●構成人員:男性10名●メンバー年齢:平均37歳●結成:2016年5月●テーマ歴:4件目●本テーマの会合回数:13回●1回の会合時間:120分(時間内)1.職場紹介私たちの職場は車両開発の一環として,車内への⽔⼊評価,⾛⾏時の⾵切り音評価,車内異音評価,車両⽕災評価の4つの評価を⾏い,不具合の摘出を⾏っています。確実に問題点を摘出することで未然防⽌へつなげる重要な業務です。2.テーマの選定試作レス化の流れで,試作車両台数を減らす予定になっています。これに伴い評価方法の見直しが急務となっており,今回は,手つかずの「ワイヤーハーネス(電線)異音評価改善」に取り組むことにしました(表・1参照)。  表・1テーマの選定こんな事例です車両開発では,開発時の初期的不具合を摘出するために3Dデータや試作車両による評価が行われます。実施される評価項目の中でも異音不具合については3Dデータの評価ではなかなか摘出されず,試作車両によってその多くが摘出される状況でした。この問題に対し,試作車両でなくても評価できる方法を確立することで,不具合の早期摘出につなげることができた事例です。異音発生にかかわる要素整理や評価方法の信頼性確認など参考になります。があります。また,これらを摘出する異音評価の方法としては,コンピュータ上に表現された3次元モデルで検証する①3Dデータ評価と②試作車両評価があります(図・1参照)。●第6216回QCサークル大会(九州支部北九州地区)からの推薦試作前に不具合を抽出する方法を確立した事例新たなW/H(ワイヤーハーネス)異音評価方法の確立~試作車両での不具合摘出低減~体験事例1現在の進進なし改善実施中改善実施中改善実施中【状況確認】改善担当者によいアイデアが浮かばず,手つかず状態未実施項目W/H異音評価改善風切り評価改善FH組付評価改善配管評価改善改善内容3.現状把握W/H異音とは車両電線が原因となって起①3Dデータ評価②試作車両評価図・1評価方法こる車内異音のことで,その原因としては,当たる,こすれる・はがれる・ガタつきなど次にこれらの方法により摘出された不具合の件数やその内容について整理してみました。34QCサークルNo.718


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