QCサークル 2020年8月号(No.709)


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運営・推進のページ令和を機に活動の基本を再確認しよう!運営・推進のページ小委員会委員長/藤本高宏委員/河島和美,鈴井正巳,八木雅弘,山田益久共通テーマ2020年はじめに2020年の運営・推進のページは,令和への改元を機に活動の基本を再確認しようという趣旨のもと編集しています。QCサークル活動を運営・推進されるみなさん方が,活動を振り返る時,あるいはスタートアップするにあたっての参考になれば幸いです。記事構成各月のタイトル(活動の基本事項)ごとに,「解説」,基本に忠実で模範となる「事例」,「よくある質問と回答例」の3つで構成しています。タイトル目標設定の仕方と工夫要因解析の仕方と工夫対策立案・実施の仕方と工夫効果確認の仕方と工夫標準化と管理の定着の仕方と工夫資料作成と発表の仕方と工夫月号789101112改善活動とQCサークル推進組織と役割分担PDCAの管理サイクル全員参加(会合)の仕方と工夫テーマ選定の仕方と工夫現状把握の仕方と工夫123456月号タイトル8月号の概要要因解析の仕方と工夫今月は,「要因解析の仕方と工夫」についてです。要因解析は,問題解決のキーポイントです。わかっているようでわからない,意外なところに潜んでいる真因を追究するステップです。テーマ選定の段階で対策をイメージしたり,現状把握でわかったことを即対策に移したりしていませんか。要因解析は厄介なものかも知れませんが,真因に手を打って確実に再発を防止するために必要不可欠な手順です。解析の仕方や仮説の検証方法について,今一度基本に立ち返ってみましょう。事例では,・発生現場の再調査で重要要因を抽出!(アイシン軽金属㈱)・計画を立てて三現主義で真因を検証!(厦門太古飛机工程有限公司)を紹介しています。要因解析にあたっての参考にしていただければと思います。(鈴井正巳)真因2020年8月号25要因検証有意性あり!要因①問題点A問題点A現状把握N=要因解析要因①ACB問題点D他


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