QCサークル 2020年4月号(No.705)


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特集QCサークル活動のいろは3.QP活動の内容紹介①商店活動小集団活動を活性化するための活動です。それぞれの活動を「商店」と呼び,メンバーが各商店に所属しています。各商店の商品(企画)がマンネリ化しないように,新規出店や閉店を行い,よりよい活動を目指して活動しています。また,月に一度,QP活動メンバーが商店の進捗を報告する定例会を行っており,その定例会を「町内会」と呼んでいます(図・2参照)。図・2商店活動の取組み②QC教育QP活動での教育として,QPセミナーや,新人サークルリーダー勉強会などの講座を定期的に開催しています。■QPセミナーQCの観点・IEの観点から小集団活動に必要な知識を学べる講座で,問題解決型QCストーリーや各種QC手法を基礎から学ぶことができます。講座の形態は,少人数制・全員参加型のカリキュラムになっています。講座では,“会社のレクリエーション委員が「懇親会の参加率を上げる活動」をQCストーリーで取り組む”という想定テーマで進めており,受講資格は,全社員が対象です。最近では,講師経験があるQP活動メンバーが,自分が所属している製造部門内で自主的にQPセミナーを開催しています。このような職場自走型のセミナーも広がりつつあります。■新人サークルリーダー勉強会初めてサークルリーダーを経験する社員を対象として,サークルリーダーの心構えやQCサークル運営のスキルを学ぶ講座です。これら以外にQC教育の講座開催や,新企画の講座も検討しています。2020年4月号11


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