QCサークル 2019年7月号(No.696)


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極的になれずにいました(図・1参照)。そんな様子を見かねた伊藤サークル長の性格診断を使った指導アプローチの助言により,サークルの活動にも徐々に変化が現れ,メンバーの理解も深まり,上原さん自身もQC活動に対する考えが変わってきました(図・3参照)。図・3石橋リーダーの想い4.性格診断結果からのペア活動事例テーマ「プレス型改修イベントにおける加工時間短縮に挑戦!~やる気のポイントは魔法の表?~」毎年20%の負荷能力向上が求められる中で,仕上げ加工機の能力時間が1154H/月オーバーすることから,課題達成型ストーリーで改善することになりました。楽天家の私は性格診断結果に基づき,冷静な矢口さんとの相性からペアを組み,型改修加工の調査項目を明確にしました(図・4参照)。図・1職場を取り巻く環境の変化2.「こまめサークル」の現状の姿この頃の職場は,様々な課題が重くのしかかり,改善意欲への低下から当時のリーダーも閉塞感のある環境に苦悩していました。また初の女性メンバーの加入に,どう扱ってよいのか戸惑いもありました(図・2参照)。図・2こまめサークルの実情3.石橋リーダーの想いQC活動をやらされることにとても抵抗を感じていた上原さんの好奇心を引き出すために,何かきっかけが必要だと思っていました。図・4性格診断に基づいたペア活動5.「こまめサークル」の“やる気”のポイント4Mによる調査項目を明確にして,攻め所26QCサークルNo.696


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