QCサークル 2019年2月号(No.691)


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特集私たちの活動を見てください【スタッフ系・JHS部門の小集団活動編】会社の持続的成長を実現するためには,経営トップの夢ある未来像の見える化とその夢に向かう道筋の明確化および現場に寄り添った経営トップの継続的なリーダーシップが重要なことは『QCサークル』誌のトップインタビューにおいて語られていることです。しかし,そうしたトップの思いとリーダーシップに導かれ,品質意識・問題意識に燃えた現場第一線の継続的な維持・改善がなければトップの夢を実現することが不可能であることもご承知のとおりです。今回の特集では,製造現場に比してQCサークル活動の推進が遅れているといわれるスタッフ部門やJHS(事務・販売・サービス)部門における注目すべき以下の4事例を紹介します。(1)グローリー㈱の総務部門・総務グループにおける「総務本館受付無人化への挑戦」(2)コーニングジャパン㈱の工場・総務課/知的財産課における「知的財産漏洩リスク未然防止」(3)三洋エナジー東浦㈱の物流管理部門における「輸出業務のスリム化」(4)エクセディ㈱のCSR・広報部における「社内報の海外版製作工数の低減」これらの事例における注目すべき活動ポイントを私たち近畿編集小委員会で検討して併せて紹介しています。それらのポイントと合わせて活動事例をお読みいただくことで,これらスタッフ系やJHS部門におけるQCサークル活動の活性化に貢献できれば編集小委員会としても望外の喜びとするところです。ぜひ,最後までお読みください。(猪原正守)近畿編集小委員会2月号特集メンバー委員長/猪原正守委員/荒木孝治,北川泰弘,北廣和雄,清水義治,高木美作恵,中尾英一郎,名倉三加代,花田貴志,山﨑崇,山来寧志2019年2月号9


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