QCサークル 2019年1月号(No.690)


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通年テーマ運営・推進のページQCサークルリーダー・推進者の思いを知りたい!新年明けましておめでとうございます。QCサークル活動(小集団改善活動)を熱心に運営・推進しながらも,多くのサークルが様々な悩みや障害を抱えながら取り組んでいるのではないでしょうか。こうした悩みや障害を乗り越えていくうえで,サークルリーダー,そして活動をサポートする推進者(推進事務局)が重要な役割を果たすのは間違いありません。毎年開催される「全日本選抜QCサークル大会」や,「事務・販売・サービス〔含む医療・福祉〕部門全日本選抜QCサークル大会」,さらに各支部・地区で発表される「運営事例発表大会」の中には,悩み・障害を解決するための多くのヒント(サークル運営での工夫)が含まれています。ただし一見偶然に成功したように見える取組みにも,サークルリーダーとしての葛藤や,裏方としての並々ならぬ熱意と努力が見え隠れしています。2019年の運営・推進のページでは,種々の大会で発表された中から代表的な事例を選んでご紹介するとともに,「その時にサークルリーダーはどんなことを考えたか?」,「本音ではどんな風に思ったか?」,「私の思うリーダー像とは?」などを語っていただくことを企画しました。また,“サークル推進の事例”として,2016年より創設された「QCサークル推進石川馨賞」の受賞者の中より数名の方にご登場いただき,「推進のコツ」や「推進者の目指す姿」をご紹介いたします。これらの事例から,サークルリーダーや推進者の“あり方”を考える一助になればと思います。今回は,2018年6月に開催された「事務・販売・サービス〔含む医療・福祉〕部門全日本選抜QCサークル大会」で本部長賞金賞を受賞された富士ゼロックスマニュファクチュアリング㈱「よろずやサークル」を取り上げました。他サークルから抜擢されたリーダーが,メンバーとの意識のズレに戸惑いながらもサークルを一つにまとめていった背景にはどんな思いがあったのか。インタビューでうかがいました。ぜひ参考にしてください。運営・推進のページ小委員会委員長:山内高/委員:綾野克俊,飯山浩司,久保田智広,佐藤直人,志村嘉男,平野綾子2019年1月号23(山内高)


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