QCサークル 2018年5月号(No.682)


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34QCサークルNO.682IMARI㈱製函部●所在地:佐賀県伊万里市大川内町甲984-3●構成人員:男性4名,女性4名●メンバー年齢:平均46歳●結成:2014年7月●テーマ歴:9件目●本テーマの会合回数:4回●1回の会合時間:60分(時間内)N社様向け特注段ボールケースの製造時間の短縮総勢22名の会社でサークルを立ち上げ,改善した事例体験事例1会社で,出荷用段ボール箱の注文をいただいています。リピート品がなく,1品1様のオーダーメイドのため,時には身長より大きなものだったりと,様々な大きさがあります。IMARIでは大小2種類の段ボールシートを常備しており,これらを貼り合わせて段ボールケースを作成しています。作業の流れは,①貼合せ数検討⇒②断裁刃設定⇒③罫線刃設定⇒④断裁⇒⑤貼合せ⇒⑥寸法検査となっています。そこで,工程別時間割合をパレートIMARI㈱は焼き物の町,佐賀県伊万里市にあり,「IMARIからMIRAIへ」をキャッチフレーズとし,段ボール・プラ段・緩衝材などを製造販売している社員22名の会社です。「TEAM金太ROSEサークル」は,製函部員全員の8名で構成され,結成4年目です。N社からの注文数の推移を調べてみると,2016年2月から9月までは月平均68枚でしたが,10月以降は月平均210枚と約3倍に増えています(図・1参照)。このままでは,他社向け製品の製造時間がとれなくなる恐れがあるため,テーマとして取り上げることにしました。N社は制御盤などの製造販売を行っているこんな事例です社員数22名の会社において3サークルを立ち上げ,その中の1サークルが日頃感じている問題に対して施策実行型QCストーリーで改善した事例です。●第5956回QCサークル大会(九州支部西部九州地区主催)からの推薦TEAM金太ROSEサークル1.職場・サークル紹介2.テーマの選定3.現状の把握と対策のねらい所他社に比べてN社向けの製造効率が特別悪いなどの具体的な問題・不具合にまで言及できているとさらによいです。ワンポイントアドバイス図・1N社の1年間の注文数の推移6958451156631291332752102221471963.32.62.15.83.01.51.313.19.511.17.79.8012345678910111213140204060801001201401601802002202402602803002月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月1ヵ月の注文数1日平の均注文数(枚)(枚)1ヵ月の注文数1日の平均注文数【データ集計期間:2015年2月~2016年2月】作成日:年122016月20日作成者:井田ベテラン担当者が退職6.35月号_体験事例1_4.10.INDD3418/04/1314:05


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