QCサークル 2018年3月号(No.680)


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運営・推進のページ当社は,自動車部品事業を柱に,住生活やエネルギーなどの広い分野で事業を展開しています。私たちの所属する安全管理課は,工場在籍の全従業員の安全や環境整備,勤怠管理,人材育成など,人に関わる多種多様の業務を行っています。中でも会社方針を受けた,工場内を盛り上げる活動である「活力向上」の推進部署として,お手本となるように心がけ行動している職場です。私たちは,男性9名女性4名の計13名のスタッフサークルです。担当する業務が個々で違う中で,「活きいきとした活動をしよう」をモットーに活動を行っています。【工夫のきっかけとなった出来事】2017年1月に他職場から異動した2名を含め,新たな「アンカンサークル」が発足したことがきっかけでした。スタッフ職場によく見られる業務がバラバラという点もあり,業務上の接点も少ないため問題点の共通認識は難しく,「一体感」を持った活動を進められずにいました。そこで,「活力向上」の推進部署としてお手本となる活動がしたい!と,メンバー間の風通しをよくし,お互いを認め合うことを目的に「活!ほめかん活動」を企画しました。【工夫・アイデアの内容】日頃思っていても言葉にしないようなことから,面と向かっては言えないことも,何でも伝えて皆で共有しようと以下の活動を開始しました。【ほめかん活動】①褒める・褒められる…自分が相手の行動や言動,取組み姿勢を見て,自分もこうありたい!すばらしい!と思ったり,相手から褒められたりしたこと②感謝する・感謝される…①同様に相手に感謝した,自分が感謝されたこと③①②のような“ほめかん”に当たることと思ったら,「ほめかんシート」に記入する④毎月初めの会合時に「ほめかんタイム」を設け,一人ずつ特によいと思った内容を発表し合う⑤上期・下期でMVP表彰を実施アンカンサークルのみなさん(前列中央が木村さん)「活!ほめかん活動」の企画(一部)活!ほめかんシート(一部)「活!ほめかん活動」でサークルの一体感を醸成アイシン精機㈱試作工場安全管理課アンカンサークル木村孝蔵さん1事例28QCサークルNO.680’18年3月号_運営推進_2.16.INDD2818/02/1615:07


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