QCサークル 2022年9月号(No.733)


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運営・推進のページ2022年共通テーマQCサークル活動でできること!第3回評価・表彰(モチベーション・やりがい)運営・推進のページ小委員会委員長/松田啓寿委員/遊馬一幸,石田太,上家辰徳,恵畑聡,小川慎一,小林晃1.はじめにQCサークル活動において活動の結果,自分たちの仕事の改善がはかれ,仕事がやりやすくなることは大きな喜びになります。そのことによって次のステップへの改善意欲が増し,サークルメンバーのモチベーションアップ,ひいては職場全体,会社全体の活性化にもつながります。しかしながら,すべての活動が自らその結果を評価できるとは限りません。むしろそれがわからず暗中模索の中で活動しているサークルのほうが多いと思います。そんなサークルのために各社でサークル活動の評価方法を工夫してモチベーションアップにつなげている事例が多くあります。活動の効果,成果の表し方に工夫をした事例の特集として本誌2017年9月号に「QCサークル活動の成果・効果の表し方アレコレ」という特集記事があります。本連載と併せてご活用いただければ幸いです。今回は以下の2つの視点で「評価」ということを考えていきたいと思います。①一つのテーマが完了した際(テーマの取り込み)の評価の仕方“効果の確認”にかなり近いですがそれとはちょっと違う場合もあるかもしれません。②1年間の活動を終えて(日常的な活動)のサークルの評価テーマをいくつか完了させたし,そのために会合を開いて,データをとって現状把握や解析もして,他部署の協力も得ながら対策も実施して,効果金額もそれなりにあって,標準化と管理の定着もして,反省もして次の計画も立てて…。その結果,メンバー個々の力量はどの程度向上したのか?また職場の風通しや活性化ははかれたのか?といった視点での評価をどのように行うかは難しい課題です。活動の区切りが燃え尽き症候群の始まりとならないよう,活動そのものに意義を感じられるよう,活動に対しての評価の仕方がポイントになります。そして評価の成果の一つが表彰ではないでしょうか?しかし表彰については画一的に語れるものでもなく,各企業あるいは事業所に根づいた“文化”のような側面もありますので,今回は“モチベーションにつながる評価”をメインに考えていきたいと思います。2022年9月号23


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