QCサークル 2022年9月号(No.733)


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病院編①システム改善で患者様も臨床心理士ともにハッピーに!医療法人社団有朋会栗田病院QCサークル活動の理念Q.1毎年開催する院内QCサークル発表会では,“患者様・利用者様によりよいサービスを提供したい”という思いのこもった多くの発表があります。活動当初は,医療・介護・福祉分野でのQCサークル活動に戸惑う場面もありましたが,今では,質の高い医療・介護・福祉サービス提供への改善につながっていることを実感しています。病院外観組織紹介栗田病院は精神科単科の病院として,に開設しました。あ1967年に茨城県那らゆる方々の笑顔を増やし続けること」をモットーに,50年以上にわたり地域の精神科医療に貢献しています。関連施設として,サテライトクリニック,一般社団法人こころの未来創造舎,認知症疾患医療センター,若年性認知症コーディネーター,介護福祉事業などを運営しています。法人全体でQCサークル活動を実施し,今年で9年目になります。市し珂かな.2QCサークル活動をしてきてよかったこと活動初期は管理者を中心に活動を進めましたが,現在は,一般職員まで裾野を広げてQCサークル活動を展開しています。活動経験をもとに,日常的な問題解決のプロセスにおいて,検討の質が向上していることを感じています。また,「その課題,QCサークルで解決してみない?」という会話が日常の中で生まれ,QCサークル活動が組織に浸透していると感じるようになりました。さらに,部署横断的なチームの結成により,職員間のコミュニケーションの向上や,切れ目のないサービス提供への貢献も感じています。近年はコロナ禍にあり,成果発表会はリアル開催から事前に撮影した発表をオンラインで院内閲覧する形に変わりましたが,停滞することなく着実に活動を進めています。職員総会Q10QCサークルNo.734


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