QCサークル 2021年6月号(No.719)


>> P.11

講載連QC検定3級受検傾向と対策座連~絶対合格するための12講~載講座連載講座「QC検定3級受検傾向と対策~絶対合格するための12講~」小委員会メンバー委員長:須加尾政一委員:遊馬一幸,大津渉,久保田智広,鈴木秀男,福丸典芳第6講管理図6月号は,「管理図」について勉強していきます。表・1に2015年に品質管理検定レベル表が改訂された後の第20回から第30回(2020年9月)までの出題傾向をまとめました(第29回はコロナの影響により実施されず)。表・1からわかるように「管理図」に関しては毎回必ず出題されています。そして,3級の管理図(定義と基本管理図,管理図,出題レベルは「管理図の考え方,使い方,的な考え方)」となっています。具体的には,管理図の使い方,管理図の見方,UCLとLCLの計算,使用例を用いてその特徴を問うものが主です。したがって,管理図の考え方と使い方,計量値と計数値の管理図の違い,管理図の作成方法について,確実に理解して,取りこぼしのないようにしましょう。なお,本講座では問題とその解説を行いますので,詳しい説明は『QCサークル』誌QC検定連載講座を参考にしてください(2017年6月号,2018年10月号,2019年6月号)。表・1QC検定3級における「管理図」での出題傾向出題項目20回21回22回・管理図の考え方,使い方・X-R管理図・p管理図,np管理図◎◎〇◎23回〇24回〇◎25回〇◎26回27回28回〇◎◎30回〇◎〇〇:言葉もしくは内容◎:計算問題管理図に関する次の文章において,内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じ選択肢を複数回用いることはない。【問1】(1)①管理図は,②管理図は,折れ線グラフ上に中心線1本と③管理図は,データの変動が,(3)が安定した状態にあるかどうかを判断するための時系列グラフである。(2)2本を記入して作成する。によって起こるのか,異常原因によって起こるのかを判断できる。④管理図は,サンプルサイズが(4)場合に用いられる。2021年6月号53


<< | < | > | >>