QCサークル 2019年6月号(No.695)


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特集「失敗を成長につなげる」—失敗を活かして成長につなげるためのキーポイントを探る—人というのは間違いをおかす動物(Errorishuman)ですが,その間違いから学習して将来に活かす知恵も同時に備えており,それが人類をここまで進歩/発展させてきた源泉ともなっています。初めて経験する最初の失敗は誰にでもあり,ある程度は仕方がないと認めることも必要です。しかし,同じ失敗を何度も繰り返すのはいかにも愚かで,人として恥ずかしいことでもあります。やはりおかした失敗を,善き教訓として今後に活かし,再び同じ失敗は繰り返さないようにする,それこそが人間の英知だともいえるでしょう。そこで本特集では,この失敗の活かし方,とりわけ失敗を人や組織の成長につなげていく道筋について取り上げ,そのキーとなるポイントを解明したうえで,それを私たちのQCサークル活動にどう適用していったらいいか,その考え方や具体的方法について検討していくことにしました。まず私たちの身の回りで起きている失敗とそこから学習して今後に活かしていった5つの事例を6コママンガの形で取り上げ,それぞれの事例から得られるいくつかの教訓や知恵を抽出・整理したうえで,最後にQCサークル活動への展開を視野に,まとめていくことにしました。本特集によって,QCサークル活動がより楽しくかつ役に立つ方向に進み,それを通じてQCサークル活動に関係するすべての人々の能力向上や職場の活性化に貢献していく一助となればこの上ない喜びです。(光藤義郎)関東編集小委員会6月号特集メンバー委員長/光藤義郎委員/遊馬一幸,木部和彦,小林孝,永井一志2019年6月号9


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